Christian Louboutin

 先月末、銀座にChristian Louboutin(クリスチャン・ルブタン)の路面店がオープンしました。ハイエンドなシューズブランドとして世界中の女性から注目されるルブタンが、日本で初めての路面店をオープンさせたとあって、連日多くの人でにぎわっています。

 ルブタンの靴は、女性の足を美しく見せる高いヒールとレッドソールと呼ばれる赤い靴底が特長で、デザインのセンスも高く、単なる靴を超えた一種の芸術作品とも呼べるでしょう。 

 銀座の路面店の内装は、デザイナーのクリスチャン・ルブタン氏自身が手掛けています。内装のデザインは、谷崎潤一郎の文芸作品に描かれる“光と影の文化”からインスピレーションを得たということです。谷崎潤一郎の作品がこのような形でファッションに影響を与えるとは、優れた芸術にボーダーは存在しないのですね。 ss